二世帯住宅
二世帯住宅とは、2つの世帯が同一の住居に居住するために考慮された住宅のこと。
多くの場合、親の世帯と、その子どもの世帯がひとつ屋根の下で暮らす住宅をいう。
二世帯住宅の場合、基本的な生活は別々と考えタイプによっても異なるが、寝室やキッチン・居間食堂・洗面所など、基本的な生活空間を世帯ごとに分離した住まいと考えられる。
二世帯住宅は、玄関の数や階段の位置などから、建築的に4つのタイプに分けることができる。
建物のタイプにより、登記方法や資金・税金面、二世帯の交流などに違いがあり、融資や税金上で問題になるのは、二世帯住宅が1戸とみなされるか、2戸とみなされるかということ。
2戸の住宅とみなされるには、二世帯それぞれの生活スペースが壁や天井で完全に区分され、玄関が2つあることが必要。
この場合、構造上・機能上の独立が認められて区分登記が可能になり、さまざまな税制上の軽減措置などが別々に受けられる。